日本は台風や豪雨などの水害が多く、雨漏りの対策は必要不可欠な問題です。
この雨漏りを放置すると家屋が傷んだり、酷いときは家の倒壊などの重大事故に繋がる危険性もあります。
このトラブルを解決するためには修理業者に依頼する必要がありますが、業者もピンキリなので良し悪しを見極める必要があるでしょう。
調査の丁寧さ
雨漏りの修理では、まず正確な原因の特定が重要です。
そのため調査を丁寧に行ってくれる業者を選ぶことが大事なポイントと言えます。
調査を怠たる業者は修理箇所を見落としたり、同じ箇所で再び雨漏りが起きてしまうことがあるため、根本的な対策とはなりません。
経験と技術力
雨漏り修理は、経験と技術力が求められる作業です。
一般的に屋根は平屋根よりも傾斜屋根の方が難易度が高く、業者の経験や実績が多い方が良いでしょう。
難易度が高くなると専門的な機材を必然的に扱うため、これに合わせた技術力も重要と言えます。
そのため経験豊富な職人が多く在籍している業者を選択することが大切です。
対応のスピード感
雨漏りは、待っていれば自然となくなるものではありません。
そのためできる限り早く対応してくれる業者を見つけることが大切です。
大手や拠点が多い業者であればすぐに駆けつけてくれる可能性が高いのでおすすめです。
保証期間の長さ
修理業者によって保証の種類は様々で、修理後の保証期間を設けているところもあります。
この保証期間が長いほど、修理後に同じ箇所で再び雨漏りが起きた場合でも迅速に対応してもらえます。
そのため保証期間の長い業者、内容が充実している業者を選択すると間違いありません。
工事中に思わぬ事故、例えば関係の無い屋根や床を傷つけてしまったというトラブルに備えて、賠償保険に加入している業者を選択すると良いでしょう。
料金の明確さ
料金の明確さは重要なポイントです。
雨漏り修理の料金は安い物ではなく、修理箇所の範囲や原因によっても大きく異なります。
見積もりした後に新たに修理する必要があるなど、費用が追加されることも多々あります。
そのため修理を進める前に、料金の見積もり方法や追加料金の説明が丁寧な業者を選択すると良いでしょう。
口コミや評判
業者選びの際には、口コミや評判を参考にすると良いでしょう。
自宅近くに業者がいるから、知人だからと安易にお願いしたら痛い目に合った、という事例も多いからです。
ネット上には業者の口コミや評価をまとめたサイトも多くありますので、参考にすると良いでしょう。
対応
雨漏りの相談をしたときの態度が横暴だったり、質問をはぐらかされる場合は注意が必要です。
この場合は依頼後のトラブル発生時も、同じ対応になる可能性があります。
そのため少しでも違和感があれば、他の業者を検討すると良いでしょう。
最後に
修理業者の中には、手抜き工事や必要のない修理を行い高額な費用を請求する業者もあります。
そのため雨漏り修理をする際は、口コミなどの事前調査をすること、複数の業者に依頼して金額面や保障面を含めてトータル的に検討すると良いでしょう。